〇〇ﾀﾞｲｴｯﾄ、△△ﾀﾞｲｴｯﾄ 等たくさんのﾀﾞｲｴｯﾄ法があるようです。 私もたまにテレビや雑誌等で紹介されているﾀﾞｲｴｯﾄ方法を見る機会がありますが 「簡単に〇㌔痩せられる」 「短期間で簡単に痩せられる」 ということを売り文句にされているところが非常に多いようです。 人間の身体は痩せるにしろ、筋肉をつけるにしろ、法則性があります。 私は上記のﾀﾞｲｴｯﾄ法を実践したことがないので効果については判りませんが、身体の法則性を無視したうえでのﾀﾞｲｴｯﾄ方法で効果を出したというのであれば、それは自身の肉体に必要以上に負荷が掛かっているということ……即ち頑張って身体を壊していることになります。 私自身、後進の指導の為にいろいろな経験を積まなければいけないと思い2週間で約20㌔の体重を落とすような極端で無茶な減量を幾度も繰り返し経験し根性で成功させてきました…… ……が結果…極端な減量の後遺症に一年間も苦しんだり、減量途中で目が見えなくなる、低血糖の症状が出て動けなくなる、気絶する等のたくさんの壮絶な経験をしてきましたのであまりにも極端な〇〇なﾀﾞｲｴｯﾄ法、△△なﾀﾞｲｴｯﾄ法というものに対して ?? な気持ちがあります。 そしていろいろなﾀﾞｲｴｯﾄ方法がある中で、ほとんどのﾀﾞｲｴｯﾄ方法の定義が曖昧であり漠然とただ体重を減らせれば成功ということになってはいないでしょうか？ よく女性の理想体重は45～47㌔みたいなことを聞きます。 その理由が憧れのスーパーモデルや芸能人がその体重だったからとかいう理由です。 そういう憧れの対象があり、その人に近付きたいから痩せたい、美しくなりたいという気持ちはとても尊いし素晴らしいことで私にもよく理解できます。 ……が、しかし 人間はみんな身長が違います。170㌢ある人と150㌢しかない人の理想の適正体重が同じであるはずがありません。 170㌢の人にとっての適正体重であれば、150㌢の身長の人にとっては太りすぎになります。 逆に150㌢の人にとっての適正体重は170㌢の人にとっては痩せすぎなのです。 問題は〇㌔ということではなく 「体脂肪率が何％か？」ということになります。 これはつい見落としがちになりますが、 「体重が落ちる ＝ 体脂肪率が減る」 ではないということです。 目茶苦茶な減量法を実践すると脂肪と一緒にかなりの筋肉が落ちてしまいます。 筋肉も脂肪も両方落ちるという現象は身体が縮むということになります。 加齢していくと人の身体は小さくなり縮みます。 それと同じ「老化現象」を頑張って成就させようとしていることになるのです。 また筋肉が落ちるということは基礎代謝(一日の消費カロリー)が落ちます……基礎代謝が減るということは太りやすい体質に変化したことを意味します。そしてﾀﾞｲｴｯﾄ後に基礎代謝の落ちた状態で普通の食事に戻した場合、身体は過度のﾀﾞｲｴｯﾄにより脂肪を合成しやすい体質に変化していますのでリバウンドの原因になってしまいます。 こうやって言葉で説明されるとなんて恐ろしいﾀﾞｲｴｯﾄ法を実践しているのだろうと思うことでしょう。 もちろん全てのﾀﾞｲｴｯﾄ方法が間違っているわけではありません。 要はﾀﾞｲｴｯﾄを実践する側の我々が正しい知識を持てばいいだけの問題です。 よく部分痩せという言葉を聞きます。 しかし人間の身体は水分で70％を構成されています。皮の袋に水がパンパンに詰まっている状態を想像してみて下さい。 その袋の下から注射を射して水を抜いたからといって、皮の袋の下の部分だけが凹むのでしょうか？ そんなことは絶対にありませんね…袋は全体的に水を抜いた分だけ萎みます。 人間の身体にもこれと同じことが言えます。 ですから私は部分痩せをすることはないであろうという立場です。 しかし部分痩せはしないけれど、人間の身体には必ず太る順番と痩せる順番というものがあります。 人間の身体には脂肪がつきやすい部分と脂肪がつきづらい部分があり、 「脂肪がつきやすい部分からついていき脂肪がつきづらい部分が最後につく」 落ちる時も 「脂肪がつきやすい部分から先に落ちていき、最後に脂肪がつきづらい部分が落ちる」 というもので人間の身体にはこのような法則性があります。 話が戻りますがﾀﾞｲｴｯﾄを成功させたい人の理想のモデルは、 「筋肉をつけながら脂肪を落として、体脂肪率の低い身体」 ということになります。 よく女性で筋トレをすると筋肉ﾑｷﾑｷになるから嫌だという話しを聞きますが、男性ホルモンと女性ホルモンは違いますから決して筋肉ﾑｷﾑｷになることはないので心配なさらないで下さい。 桑野空手教室では生理学に沿った正しいﾀﾞｲｴｯﾄ法を推奨しています。 筋肉のつけかた、食事のしかた、有酸素運動の取り入れかた 等、正しい知識を得て理想の身体を手に入れましょう。 ﾀﾞｲｴｯﾄ目的で空手を始められる方を大歓迎します。 ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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