「喧嘩が強くなりたい」 「試合に強くなりたい」 「精神力を強くしたい」 等……いろいろな種類の強さがあると思います。 私も「喧嘩に強くなりたい」という動機で中学生の時に空手を始めましたが、 「なぜ喧嘩に強くなりたかったのか?」 という部分を掘り下げるとそれは子供ながらにも… 「自分の正義を貫く為…」 であったように思います。 国際空手道連盟極真会館の創設者・故大山倍達総裁の著書の中で 「正義なき力は無能なり・力なき正義もまた無能なり」 の一節を読み深く共感した経験が大きかったように思います。 義の心のない力はただの暴力であるが、どんなに正しいことを訴えても自分にその正義を貫けるだけの強さがなければ大切な人を一人護ることはできないよ…というような意味ですね。 これは当時思春期で純粋であった私の心に強く響きました。 小さな頃から臆病で小心者でありながらも生真面目であった私は…… 常に理由なき暴力によって自身の正義が侵されることに対しての潜在的な恐怖があったように思います。 「もし大切な家族が窮地に陥った時…」 「もし自分に恋人ができた時…その恋人がピンチになったら自分には助けることができるのだろうか?」 そういうことを常に考えているような子供でした… こういう自分自身への疑問や葛藤を心の土台にしたうえでの 「喧嘩に強くなりたい」でした。 今から考えますととても若く粗野な考えであったと思いますが、そういう部分への強い想いや熱さが現在の私を形成する為の大切なエネルギーであったように思います。 それからの長い空手修業の中で「強さ」にもいろいろな種類があるということを理解し、その根幹に当たるのはやはり 「心の強さ」なのではなかろうかという部分に遅ればせながらにも気付き現在も頑張っている次第です。 これから空手を始めようとしている皆さんも 男性ならば強さに憧れるのは当たり前であるように思います。若い頃は多少ハチャメャであっても 「強くなりたい」という一心で稽古をすれば望んでいる「強さ」を手に入れることができることと思います。そこまで辿り着くことができたら、また自分が求めていた類の「強さ」とは別の「強さ」があることに気が付き、その「強さ」を欲するようになるかもしれませんし、ならないかもしれません。 ただその想いは皆さんを突き動かす為の大切なエネルギーとなってくれることでしょう。 昨今は女性だけの格闘技の大会も開催されるように、女性であっても「強さ」に憧れる時代です。 女性でも「強くなりたい」という気持ちを持つことは全然恥ずかしいことではありません。 男性も女性も「強くなりたい」方は是非、桑野空手教室の門を叩いて下さい。 きっと皆さんの想いに応えてくれることでしょう。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |